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CPI臨床心理士事務所

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うつ病休職者職場復帰プログラムと再発防止トレーニング

うつ病治療で大事な事は初期の完全休養と服薬ですが、主に二つの観点から
カウンセリングが必要になります。
①職場復帰
  十分に休養を採り、服薬を続けると、時間の経過と供に多くの場合は症状
  が安定して来ます。
  しかし同時に基礎体力、作業能力(理解力・判断力など)、コミュニケーション
  能力が低下してしまいます。
  その結果休職が長期化したり、復職・休職を繰り返すなど慢性化する場合が
  あります。

  •認知行動療法を中心としたストレスのマネージメント、コミュニケーション
  スキルの向上、作業能力の回復、基礎体力の回復をふまえ段階的なリハビリ
  出勤を行い、スムーズな職場復帰をサポートします。


②再発防止
  うつ病は再発率の高い病気です。再発率50%、二回目の再発率70%、三回
  目の再発率90%と言われています。

  •認知行動療法を用いて、うつ状態、不安を作りやすい思考のスタイルを修正
  し、ストレスを作りにくい考え方を学習します。
  •コミュニケーションの技術を向上し、ストレスを溜め込みにくい人間関係に
  シフトします。
  •ハラスメントの防止となる人間関係の構築・再構築などについて心理教育を
  行います。
  •イメージ療法(主にフォーカシング)を用いて問題と感じている物に巻き込
  まれない様に、スペースを作って行きます。
   ※以上三種を中心に再発リスクを減らします。